2016年 05月 10日
5月10日(火) ねこみちアートフェスの方々 |
5月10日(火)
今開催中の作品展の中から
茶碗の窯変について夏川さんに解説していただきます。以下の茶碗全て同じ材料で焼いても窯の中の場所によって出来上がりが違うことがわかります。
夏川です。
取り上げて頂いた作品は、弁柄刷毛塗り炭化飯碗です。文字通り弁柄(酸化第二鉄:渋い赤色を出す顔料です)を刷毛で塗って炭化という焼き方で焼いたものです。
炭化の方法としてさや鉢という入れ物に木炭と作品を一緒に入れて窯詰めするのですが、この時の炭の種類や量等で出来上がりの雰囲気が変わります。
また、今私が使っている窯が上下で温度差がかなり違ってくるものなので、さや鉢を置いた位置によってもかなり雰囲気が変わるようです。
簡単な解説ではありますが、写真のキャプションと合わせてご一読頂けたら幸いです。
赤っぽくなっている。
これは、窯の一番奥のおんどのあがらない部分でたいたもの。弁柄が薄く、参加した。
中間に置いたさや鉢のもの。
上の碗と同じ場所、さやに入れ焼いたのもの、
一番下の棚にいれた。さやの中の炭を多くした。
炭が当たるとマット化する。
今開催中の作品展の中から
茶碗の窯変について夏川さんに解説していただきます。以下の茶碗全て同じ材料で焼いても窯の中の場所によって出来上がりが違うことがわかります。
夏川です。
取り上げて頂いた作品は、弁柄刷毛塗り炭化飯碗です。文字通り弁柄(酸化第二鉄:渋い赤色を出す顔料です)を刷毛で塗って炭化という焼き方で焼いたものです。
炭化の方法としてさや鉢という入れ物に木炭と作品を一緒に入れて窯詰めするのですが、この時の炭の種類や量等で出来上がりの雰囲気が変わります。
また、今私が使っている窯が上下で温度差がかなり違ってくるものなので、さや鉢を置いた位置によってもかなり雰囲気が変わるようです。
簡単な解説ではありますが、写真のキャプションと合わせてご一読頂けたら幸いです。
赤っぽくなっている。
これは、窯の一番奥のおんどのあがらない部分でたいたもの。弁柄が薄く、参加した。
中間に置いたさや鉢のもの。
上の碗と同じ場所、さやに入れ焼いたのもの、
一番下の棚にいれた。さやの中の炭を多くした。
炭が当たるとマット化する。
by yuzujuri
| 2016-05-10 16:01